蒼夏の螺旋

  “碧の里へようこそvv”〜夏のわんこたちとコラボ?続編



          




  ――― さて、問題のお母様はというと。
(苦笑)


 金色の前髪を顔の半分を覆うほどにも長く伸ばしたまんまな髪形なのは、昔は顔の印象を曖昧なものにするため、今は単なる惰性でのそれだったが。実は瞳の淡さをフォローするのにも役立っており、サングラスをかけぬままでいられるのでという方向でも重宝してもいたのを今更のように思い知る。
“でもま、この陽射しじゃあ太刀打ち出来ないがな。”
 緯度が下がれば下がるほど、生き物は全てその存在感を激しく主張するかのような装いに変わる。灼熱へ負けないような逞しい生命力を体現しているかのように、原色に近い色彩をまとう花や鳥。太陽光線が強くなることへの対抗策と、それから。木下に出来る陰がやはり色濃くなることへ…まさかに油断するということもなかろうが。眸などが淡い色合いだと、対処を取らねば まんま灼かれる恐れがあるのは事実だし、色白な肌もまた紫外線には弱かったりするから。
“…そういや、あんまり南下してのバカンスは楽しんだことなかったかな?”
 溺れた記憶が拭えないせいでか、ルフィも泳ぐのは苦手だったし。それをいいことに、寒い時期でもあまりこういう灼熱のリゾートには来なかったかなと思い出しつつ、

  “いつから日本は亜熱帯になったんだ? おい。”

 あっはっはっはvv 暑いですか、やっぱり。
(苦笑) 日頃からの習慣でつい、カジュアルな色や素材を選びはしたものの、きっちりとしたスーツ姿のままだったがため、さしもの彼でさえこの体感気温の凄まじさにはうんざりしているらしくって。久々にかけた漆黒のサングラスの陰にて目許を眇め、そういえば…2年くらい前にも一度、この“箱根”へまで運んだことがあったなぁと思い出す。やはり夏休みを此処で過ごすというルフィらだったところへの合流であり、
“あん時は別に“割り込んだ”って訳じゃあなかったが…。”
 ははぁ。今回は“割り込み”であるという自覚が、今は何とかお有りな模様。ナミさんからのまた聞きながら、ルフィたちの夏の予定とやらを知って。本人は楽しそうだったらしいというのに、何だか妙に飲み込み難いものを感じ、気がつけば…そのまんま特別音速機の航行手配をきっちりと終えており。他の何にも聞こえない状態のままにやって来た日本は、亜熱帯かと思わせるほどもの蒸し暑さだったので。こんなところじゃあ何処に行ったって“休養”にはならんじゃあないかと。いっそのこと別荘自体を海外に買いあててやればよかったのかなとか、そこまで逆上っての粗探しばかりをし、多分に後ろ向きな、暴発寸前な想いでいたものの、
「………。」
 そんなにも極端には体感温度や湿気は変わらないのだろうが、それでも。都心から離れればそれなり、ごちゃごちゃと区画を埋めるコンクリートの建物だのハイウェイだのが風景の中から減るにつれ、次に現れる風景では同じ形の箱みたいなマンションとやらがカラフルな小粒の家々へと転じ、更にはそれらと入れ替わるように増えてゆく平坦な田園の緑が、遠い背景だった山々との距離を狭めていって。それらを見下ろす空もまた、青みの濃いそれへといつの間にやら変わっていて。そういう景色の変化を無言のままに眺めやるうち、何となくではあるが気持ちを落ち着かせてくれているのが判る。
“小さい国なんだのにな。”
 むせ返るような濃密さの緑を車窓の遠く近くに眺めやるうち、苛立ってばかりだった想いがいつの間にやら静まっていて。欧州だのアメリカだの、アジアにオセアニア…と、あちこちの、もっと広々としていて奥行きのある壮観絶景、深呼吸したくなるよな風景を、数限りなくのたんと、観て来た自分だってのにね。所謂“箱庭”みたいな、こじんまりとした里山の景色や何や、観ているだけで心が和むのは、
“小さいものだから、健気で可愛らしいって思うせいだろうかねぇ。”
 里山は人と自然の共同体で、川も林も人の手が入って作られたもの。重機を持ち込んでの無理からな開墾ではなく。自然の息吹を残して利用して。ちょっぴりは不便なままの、でも、だからこその温かみがある風景。無論、日本にだって壮大な風景はある。日本アルプスとやらに登れば、世界の名峰にも劣らない清冽荘厳なパノラマを堪能出来ようし。何と言っても“瑞穂の国”で、渓流とか滝とかいった清流や、そういったせせらぎをくるみ込む瑞々しい若緑やら。心洗われるような しっとりとした風景がまだまだふんだんにある国でもあって。こんな小さな国土の中、こうまで都市化が進んでいつつも、そういった原風景を何とか踏ん張って残している心意気は見上げたもの。
“…採算考えないで くっだらねぇ“箱もの”を作るだけ作って、運営失敗しても反省しないまんま放り出すって愚行も、やる奴ぁ やってるらしいがな。”
 あわわ…。さすがは経済の専門家で、そういうみっともない所もしっかり把握し取られる御仁ではありますが。
(ひやひや…)
“………。”
 のぼせが下りて、気分が落ち着いて来たせいか。こんな風に後先考えないで行動に出るということ、昔の体であった頃にも滅多にはやらかさなかったなぁということをまで、ふと思い出している。追っ手や危険と直面した時はさすがに例外だったが、何をするにもまずは計画を練り、撤退するところまでを考えてそれから、動き始めたものだったのにね。
“昔に比べると随分と気が短くなったということだろうか。”
 思いつつ、いやいや そうじゃないとすぐに判っての苦笑がこぼれる。もっとちゃんと思い出せ。独りだった頃はそこまでの計画性なんて持ってはいなかった。慎重ではあったが、何となれば身ひとつの気楽さ、骨の2、3本は逝ってもいいし…なんて乱暴さで、臨機応変で対処出来るさねと高をくくってる部分もあった。思わぬ破綻から絶対不利となって感じるスリルが、当時の自分には“生きている証し”のようなものでもあったから。そういう危なげなところ、敢えて正さなかった節さえあったものが。ルフィという“連れ”が出来たことにより、彼を護らなければという明確な目標が出来、臨機応変にばかり頼れなくなって。けれど、送る日々はそれまでのものとは激変し、ほんの1日でもたいそう充実したものとなり。そして今は、

  ――― 帰ってゆくところが出来たから。

 そこから飛び出し、くたくたになって戻ってゆく家が、帰る家庭が出来たから。だったら尚更、慎重にならねばならない筈だってのにね。これが地に足がついたということなのだろうか。思う存分をやってもいいような気がしてならず、それでついつい…思い切ったことへも手が出てしまう自分に苦笑が漏れる。青臭いよなという苦笑。家族を一蓮托生させないのが大人の責任感だってのにな。今の自分がはしゃいでるのは、親を得た子供と一緒ではないか。
“…ナミさん、ベル、ごめんなさい。”
 大切な人たちへ心の中で手を合わせ、さて。もう少し時期が早かったなら、アジサイが満開だったろう斜面を登ってゆく路線との合流点。都心からの来訪者たちをのんびりと運んで来た列車が辿り着いた終着駅は、避暑地でもあるのだろう、それなりの観光客らの降車でにぎわっており。昔ほど黒髪ばかりではなくなった人々の中、それでも。小ぶりなボストンバッグ1つだけを提げて改札へと向かう金髪痩躯は、その颯爽とした身ごなしとそれから。群を抜いての洗練された風貌が、結構 人目を引いており。そんな注視の後辿りをしたからか、

  「…サンジ?」

 改札から出た途端という素早さで、向こうから、しかも名指しで声をかけてくる人がいたのも、見つけやすかったからのことかも。とはいえ、
「?」
 一応は電話を入れたとは言え、ちょっと意外で…キョロキョロしてしまう、ムシュだったりし。だって今のお声は、彼が連絡を入れた坊やの方ではなくって、
「あ、やっぱりだ。」
 こっちを真っ直ぐに見やり、間違いなく自分へと声をかけて来た人物がそこにはいて。こっちにも重々見覚えのあるその彼は、自分がこんな突発的な行動を取ってしまったその元凶さんでもあったりするので、
「………何でお前がわざわざ来ている。」
 どうせならまずはルフィに逢いたかったのに、なんでまた選りにも選って お前の方なんかと。ただでさえ、むくつけき男よりも嫋やかな女性の方が断然好きな正直者…な自分にとって。屈強精悍にして男臭く、朴訥だが誠実、不器用だが率直と。伊達男で通してきた自身とあらゆる点で正反対の彼は、そんな彼をルフィが選んだ(というか元から好みだった)という事実も由縁して、堂々と虫が好かないタイプでもあり。
(こらこら) 日本の風景に癒され宥められ、せっかく落ち着いてた気分に、再びの暑苦しい憤怒の炎が起こりそうじゃあありませんかと。細いめの眉の角度が怪しくなりかけたそんなタイミングへ、

  「ゾロっ!」

 ポンッと。それはお元気に弾けたお声があった。彼の名前なのだから当たり前のことながら、そのお声へ反応した恋敵さんがひょいっと…それはなめらかな反応を見せる。伸びやかなお声はまだまだ稚くて、ボーイソプラノの範疇に収まっていると断じてもよく。憎々しき野郎の衝立
ついたてかぬり壁の如き 上背と存在感のあるその御身の向こうから掛かって来たため、視野の中のどの誰がと咄嗟には判別出来なかったものの、
「そっち側じゃあないってば。麻生堂の方が種類は一杯あって…。」
 先へ先へとたったか進んでった連れを呼び戻しに追いついたという感のある、それでの勢いがあったお声を放った持ち主は…。

  “え?”

 声は似てた。そういや年の頃も同じくらいだろうかと思わないではなかった。ここは彼らにとっての日頃の住処ではないけれど、人懐っこいルフィも一緒に来ていることだし、このご当地で作った知己かもなと、そんな納得がすぐにも取り出せそうな、そんな下敷きがあったから、子供子供した声の主から呼びかけられても違和感はなかった。だが、
「あ? そうだったか?」
 そんなお相手へと何とも間の抜けた声を返した筋肉男が、その次に発した一言が、小粋なムシュを黙らせた。

  「こ〜ら、るふぃ。カイの靴が脱げかけてんぞ?」

   ………………はい?

 注意を授けた語調は、だが“叱る”というような棘のあるものではなく。むしろ甘やかしの目一杯籠もった柔らかなそれだったので。叱咤された側も“あ、いっけな〜いvv”と、さして恐縮するでなく笑って見せる。指摘を受けたそこへ…腕の中へと抱えてた、もう一回り…二回りほど小さな存在の足元へと手を伸ばしかけ、それを前から柔らかく奪い取ったのが、やっぱりこちらの短髪頭のお兄さんであり、
「車の傍らで待ってりゃよかったのに。」
「だから。どんどん反対側へ行っちゃうようだったから、慌てて追っかけて来たんじゃないか。」
 言われた足元、おもちゃみたいに小さなサンダルのストラップを直してやりつつ、そのあんよの持ち主さんへは“ね〜vv”なんて小首をかしげて見せている少年。漆黒でつやはあるが、ぽさぽさとまとまりの悪い髪に、溌剌としていて表情の豊かな大きな瞳。小さめの小鼻に、まだまだ骨張らないするんとした頬とお元気そうなよく動く口許…と。そうやってパーツを描写する分には全く同じ要素で構成されてる風貌の、ひょろっと細っこい肢体も年格好もよくよく似ている少年だけれど。似て非なるとは正にこのこと。全くの別人だってのにどうして、

  “どうして、こんのマリモ野郎はこの子を…ルフィなんて呼びやがったんだ?”

 別人じゃんか、ルフィじゃねぇよ。なのにどうして? もしかして自分の方が、暑さ負けしてておかしいのかな。いやいや、他の何が歪んでも、この俺がルフィを見間違えるもんか、判らない筈がねぇ。たとえ、全日本人が男ばっかになったとて、ルフィだけは取り違えねぇ自信がある…と、既によく判らん例えが出てしまうほど混乱しかかってるお母様…もとえ、お兄様。
「………。」
 まだ外へまでは…その内面の恐慌状態をはみ出させる段階にまで至ってなかった彼だったので。一見すると、ちょっと呆然としてるかなぁという程度の様子でいた彼へ、
「…あれ?」
 とうとう、その問題の“彼”の方までが気づいたらしく。
「サンジさんじゃないか。久し振りだねぇ。」
 ぱきーっと、音がしそうなほど元気よくご挨拶をしてくれて。
“サンジさん、だよな、やっぱ。”
 ホントのルフィが俺へ“さん付け”するかよなと。安堵したくての防衛本能、何とか相違点を見つけられて…でもまだどこか落ち着けず。
「ナミさんは? 一緒じゃあないの?」
 じゃないんですようと。すかさずのように、他人ならそこまで知ってるはずがないことが飛び出したので、これで相殺か?と、力なく“ははは〜”なんて笑いたくなったお兄様だったりし。
“うわあ〜、かわいい子抱っこしてまた。”
 さっきまではこっちの彼が腕に抱えてた小さな坊やが、お兄さんが声かけたの誰?と言いたげに、つぶらな瞳をこっちへ向けていて。抱き直したのが大柄な武骨男だからか、余計にちんまりと見えて、しかも何とも可愛らしい。やっぱりぽさぽさの黒髪に、零れて来そうなほどもの大きな瞳は潤みが強くて。頬も小鼻も、まだまだ寸の詰まった腕や脚も、羽二重餅みたく ぷやぷやと柔らかそうな、縮尺を変えた…それこそルフィのミニチュアみたいな小さな坊やであり。こっちのボクの弟か何かかな、だったらやっぱりほら、ルフィじゃないじゃんか。確かルフィんトコのお父さんが再婚したなんて話は聞いてないし、お兄さんが結婚したって話も以下同文だし…と。かつてはとんでもなく現実離れした存在だったからこそ、自身で足元を固めねばと常にリアリストだった名残りも大いに働いての…悪あがき。まだまだ粘って、何とかこの異常事態を均したいと構えていたお兄さんへ、

  「………あれれぇ?」

 ルフィに似て非なる、問題の可愛らしい少年が。ふと…小首を傾げて見せる。此処までは。追って来た大柄なお兄さんがひょいっと取り上げて、自分の代わりに抱えてくれた小さな坊やのサンダルへと、その意識が向いてたもんだから。失礼ながら片手間にのご挨拶になってたけれど。よくよく見たサンジへと…何かしら“気づいた”らしくって。曰く、

  「…ゾロ。この人、サンジさんじゃないよ?」
  「あ"?」

 いきなり何を言い出すかな。そりゃ店が忙しいとか何とか言って、こないだもナミしか来なかったから、半年程も逢ってねぇけど、こりゃどう見てもサンジだろうがと。人を“こりゃ”扱いした上で指まで差した無作法男へ、
「だから…。」
 困ったようなお顔になった少年が、どうしたもんかと戸惑って見せたのも一時。こっちに気を遣いつつも…ひょいっと少しだけ背伸びして、相手の耳元へこしょこしょっと素早く何事か耳打ちをする。すると、連れの男の方もまた、やっとのことで“え?”という、さっきの小首を傾げた時の少年とお揃いの顔になり、
“…何だよ、その反応はよ。”
 第一、サンジさんじゃねぇってのは何なんだ。ちょびっとルフィ似で可愛いからったって…男に可愛いなんて思うのは俺にはまずはないことだってのにそう思ってることもまた大問題なほど混乱してなきゃ、お前な。違うのはそっちで、俺は正真正銘本人なんだっての………っ! と。混乱が嵩じての破れかぶれに入ったか、今度は“どうしてくれようか”という憤怒の気分になりかけていた、金髪痩躯のお兄さんへと、

  「サンジっっ!」

 その後背から、大きく振りかぶって投げたスライダーのような鋭さでのお声がかかったのは、そんな微妙な間合いへだったので。
「何だっ!」
 ついついのノリ、やや喧嘩腰に振り返った彼だったが、
「何だ…っじゃないでしょうが。」
 何を後ろ向いてるかな。ウチに来るなら、歩くにしてもタクシーに乗るにしてもこっちでしょうがと。ご挨拶もすっ飛ばしてぽんぽんぽんっと畳み掛けるように声をかけて来た彼だったのは、あのね? 一緒に車で来た旦那様に早速咬みつかれないようにという、言わば“先制攻撃”といいますか、牽制っぽい意識が働いてのことだったらしいのだけれども。
「…るふぃか?」
「? 何言ってるの?」
 あやや、疲れてたのかな、いきなり怒鳴って悪かったかしら。だってやっぱり、大好きな人には違いない。こっちの顔を見るなり、そんな情けないお顔されたら、あっと言う間に戦闘体制が崩れちゃったようと。わざわざお迎えに来た坊やがあっさり絆
ほだされたほどもの“情けないお顔”になってたお兄様を。よしよし、遠いところを大変だったねぇ、一体どんな飛行機で来たのかな? 一転して少ぉし上にある肩を撫で撫でと宥めもって引き取ったルフィさんに続いてた、こちらもまた結構な体格のお連れさんから、言葉はなかったが深々と頭を下げられて。


  「ね? だから違うって言ったでしょ?」
  「ああ。だけどまた そっくりだったことだなぁ。体格や髪の色までだぜ?」
  「うん。俺も“匂い”に気づくまでは思い込んでたもん。」
  「匂いったって、俺らの知り合いのサンジも結構“香辛料”の匂いはすっぞ?」
  「で・も。根本的な匂いが違ったの。」


 つか、そんな表面の匂いも似てたから、すぐには“違う”って判らなかったのかも。今になっての反省を口にした、こちらさんの小さな奥方。るふぃんチのお客様だったんだね、だったらまた逢えるかもねと、付け足して。だあだあと小さなお手々を伸ばしてくるカイくんの、ふかふかなお鼻をちょんちょんと指先でつついてやり、きゃははvvと笑わせてやりつつ、自分もそれは幸せそうに目元を細めながら、
「面白いねぇ、あんなにそっくりな人ってのが、世の中にはいるんだ。」
「そうだなぁ。」
 しかもその上、名前も一緒だったなぁ…だなんて、いかにも感慨深げにしてますが。そんな会話が…周囲に居合わせて、此処までの一部始終を驚嘆しつつ見ていた方々にも聞こえていたなら、何を他人事みたいに仰有っているのやらと、呆れられたかも知れません。だって……………ねぇ?
(苦笑)









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  *この2つのシリーズのコラボは前にもやったことがあって、
   このお話のゾロへはどちらも、髪の色へ言及したことがなかったんで、
   うわぁ〜凄い奇遇〜、そこまで一緒かいと、
   書いてる本人がまずはびっくりしております。
(笑)
   (緑頭って言い切ってるパラレルは、破邪ゾロと護衛官ゾロ、怪盗ゾロ。)
   まあ、螺旋のゾロさんは、そこまでやっちゃうと、
   伝統ある商社の企画交渉なんてお仕事も無理っぽいですし、
   本人が誠実だから昔気質の職人さんでも口説き落とせてる…なんてした
   基本設定にも破綻が生じるってもんですし。
   (誠実だってトコからして、いかに別人ゾロかの証明みたいですが・笑)
   ですんで、やっぱりわざわざの描写はしないと思いますが、
   思い浮かべる際には一応“双方とも黒い髪”ということで。
   あ、でも、ぱぴぃのゾロはピアスしてましたよね。
   サンジさん、いっそ そこで見分けるか?
(苦笑)